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WMS40 PRO MINIはカラオケの常識を変える(前編)

ここではカラオケファン連載の「カラオケ備忘録」などでお馴染みの全日本音楽指導者連合会(全音連)・海沼実会長に、カラオケ市場で好評のAKGワイヤレスマイクを実際に体験していただき、その感想を伺いました。 (後編はこちら)


海沼 実氏 プロフィール
東京都出身。作曲家。一般社団法人全日本音楽教室指導者連合会(全音連)会長、音羽ゆりかご会会長、日本歌手協会理事。「みかんの花咲く丘」「里の秋」などを作曲した海沼實氏を祖父に、童謡歌手の川田正子・孝子姉妹を伯母に持つ。主な著書は「童謡 心に残る歌とその時代」「まだまだ歌は上手くなるⅠ~Ⅲ」「海沼実のうたほん」ほか。

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 AKG(エーケージー)のワイヤレスマイクWMS40 PRO MINIが好調な売れ行きを見せているという事で、私も試させていただきました。まず、最初に驚いたことはAKGという高級ブランドが、一般のカラオケ市場に入って来たことです。私は子供の頃からスタジオで活動をすることも多く様々なマイクを見てきましたが、AKGのマイクというと触ったりすると怒られた思いが強いです。転びそうになりマイクにつかまって壊してしまうくらいなら、つかまらずにけがをした方が安上がりというようなイメージでした(笑)。AKGのマイクというと、大事にしなさいと言われたとても高級で雲の上のブランドのマイクでした。ですからプロが高音質を追求しているブランドのマイクが、カラオケで一般の人が使う市場に降りて来てくれたことは画期的な出来事です。それも価格も手ごろで夢のような企画だと思います。最近は安価なマイクも増えてきていますが、そういった歴史と技術革新を積み重ねたブランドは違いますからね。

 ワイヤレスはデメリットの方が多いと言われた時期もありましたが、今ではプロの方も歌手からアーティストと言われるようになり、衣装や身振り手振りといったパフォーマンスを邪魔しないワイヤレスマイクが多く使われるようになっています。それまでは有線で限定されていて、綺麗に違和感なくケーブルをさばくことに気を遣っていたものが、ワイヤレスによって自分が自由に演出できるようになりました。あとはマイクとの距離感だけを保てばいいわけですから。それがワイヤレスのメリットですね。

 一方、ワイヤレスのデメリットという点では、マイクの電源が電池であるためにステージなどでは途中でピタッと止まってしまうことがあります。でもこのマイクは、使用環境にもよると思いますが単三電池1本で30時間ももつようなのでその点は安心です。しかも電池の残量が少なくなると赤ランプで知らせてくれます。普通のワイヤレスマイクは電池を2本使用するケースが多く重く太くなりがちですが、それに比べると軽くて細く、とても握りやすいです。

 有線に比べてどうしても音質が劣化する点は否めないとは思いますが、有線マイクからのノウハウを持っているAKGさんの経験から来るちょうどいい妥協点が集約されているでしょう。そういう意味でも老舗ブランドとして安心できる音質だと言えると思います。あとは、マイクと受信機の距離感さえ保てれば大丈夫です。説明書には使用可能距離は30メートルと書いてありますが、カラオケで使うのには十分です。ワイヤレスマイクで一番煩わしいのは、周波数の設定や他の機器との接続ですが、その容易さや具体的な使用感などは、次号で話させていただきます。(来月号に続く)


 WMS PRO MINI2 VOCAL SET DUAL
(ハンドマイク2本セット)
価格:オープン
(市場想定価格:25,000円前後/税込)

 
 WMS40 PRO MINI VOCAL SET
(ハンドマイク1本セット)
価格:オープン
(市場想定価格:14,000円前後/税込)
 
 
 前編 | 後編

※この記事は「カラオケファン 5月号(2016年3月19日)」から転載しています。

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