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兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 様

柔軟な使い方ができる2台のSTUDER「VISTA 5 SR」を
メインコンソールとして採用。

2010年3月運用開始

舞台袖に置かれたVISTA 5 SR

上手ギャラリーに仮設されたVISTA 5 SR

青少年の自由な創造活動を支援する場

兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター様は、次代を担う青少年の自由な創造活動を支援する場として昭和53年に開館。公立の文化施設として始めて「ピッコロ演劇学校」「ピッコロ舞台技術学校」を設立し、多くの卒業生がプロアマ問わず活躍している。また、人材育成事業の集大成として「兵庫県立ピッコロ劇団」を平成6年に発足させ、質の高い舞台芸術を全国で展開。文化庁芸術祭優秀賞を平成10年と20年の2度受賞している。

快適な舞台環境づくり

ハード面でも快適な環境を作るため、今回は「省エネ化」「デジタル化」というコンセプトで改修を行った。
「ピッコロ舞台技術学校」では、生徒が実際に機材を使用するため、メインコンソールには、操作性・視認性の高さ、軽量かつ優れた可搬性と簡単なシステムセットアップが求められた。また、音響調整室には中小ホール用のコンソールがあるため、舞台袖に常設的に追加投入することになり、コンパクトで機能的であることも条件に加えられた。


これらの条件を満たしたのが、STUDER「VISTA 5 SR」。VISTA 5 SRは「可搬用」として仕様化されたコンソール。優れたサウンドクオリティを保ちながら高い信頼性と堅牢さをコンパクトな筐体に備える。傾斜の強い画面は操作性に優れ、高輝度LEDを採用したボタン類は快適な視認性の確保が可能。CAT5ケーブル2本で簡単にセットアップができ、移動用のステージボックスには光ケーブルで接続する。さらに、VISTA 5 SRは、離れた場所にあっても同じ音を2台同時に扱えるという特長がある。生徒用・教師用と分けて使用したり、外部からのオペレーターを補佐するためにもう一台で作業したりと、時と場合に応じて柔軟な使い方ができるため、2台同時導入となった。


舞台技術専門員の安積雅彦さんは、「操作性は『デジタル系』と『アナログ系』の間の操作性で、従来のSTUDERアナログ卓のクオリティを十二分に引き継いだデジタル卓。主催者の演出意図を直感的に操作できるメリットがすごく高い。使用開始から間もないが日々発見することが多く、オペレーターの力量に直接問いかける無限の広さを秘めている。」と語っていた。

主要な納入機材

機材ブランド名製品名
デジタルミキシングコンソールSTUDERVISTA 5 SR (→PDF)

【兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター】
〒661-0012 兵庫県尼崎市南塚口町3-17-8   TEL:06-6426-1940   http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/