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Soundcraft “Si Compact” 本体ソフトウェア・バージョンアップ

2012年3月23日
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Soundcraft“Si Compact”
本体ソフトウェア・バージョンアップのお知らせ


ご高評をいただいておりますSoundcraftのデジタル・ミキシングコンソール“Si Compact”の、本体ソフトウェアバージョン2.1が2012年2月に公開されました。様々な新機能が追加され、操作性が大幅に向上しています。また機能の追加以外にも、起動の高速化やフェーダー動作の改善等の改良が施されています。

Si Compact本体   タッチスクリーン

左、Si Compactデジタル・ミキシングコンソール。右、タッチスクリーン部分拡大


現在弊社から出荷されている商品は、既に新しいバージョンのソフトウェアがインストールされています。また、旧バージョンのソフトウェアがインストールされた製品をお持ちのお客様は、弊社HPをご覧いただきアップデートを行っていただけます。バージョン2.1で追加された主な機能は以下の通りです。

チャンネルフェーダーへの割り当て機能の追加
入力(モノラル入力、ステレオ入力、デジタル入力、FXリターン)、およびバス出力(AUXバスマスター、マトリクスバスマスター)を任意のチャンネルフェーダーに割り当てることが可能になりました。これにより、使用頻度の高い入力およびバス出力を、それぞれ一つのレイヤーにまとめることができ、操作性が格段に向上しています。
※入力のレイヤーには入力のみ、バス出力のレイヤーにはバス出力のみが割り当てられます。

コピー/ペースト機能の追加
チャンネル間やバス間、エフェクタープロセッサー間で、ほぼ全てのオーディオパラメーターを素早く簡単にコピー/ペーストできるようになりました。ペーストする項目はそれぞれ個別にON/OFFが可能で、調整に掛かる時間を大幅に短縮できます。コピー/ペーストできる項目は以下の通りです。
  • チャンネル/バスの出力レベルおよびON/OFF状態
  • 位相、ハイパス・フィルターの状態
  • ゲートの状態
  • コンプレッサーの状態
  • パラメトリック・イコライザーの状態
  • ディレイ、パン(バランス)の状態、およびLRバス、MONOバスへの出力の状態
  • グラフィック・イコライザーの状態
  • Lexiconエフェクタープロセッサーの状態

L/R/MONO信号のマトリクスバスへの出力機能の強化
LRバスおよびMONOバスからマトリクスバスへの出力レベルを個別に設定できるようになりました。

フェーダーの自動ゲイン設定機能の追加
バスへの出力フェーダーを、簡単な操作でユニティーゲインやフェーダー絞りきりに設定できるようになりました。

ミキシング可能なチャンネルの追加
Si Compact 16、Si Compact 24では、ミキシング可能な入力チャンネルが新たに8系統追加されました。これらのチャンネルには任意の入力を割り当てることができます。

セキュリティー機能の追加
ユーザーの登録が可能になり、各機能のロック/アンロックの状態をユーザーごとに設定できるようになりました。ユーザーの切り替えにはパスワードが必要で、不用意な操作による設定の変更を防止することができます。

ショーデータの保存機能の強化
複数のショーデータを内蔵メモリーに保存することが可能になりました。フォルダー管理もできます。

DOGS機能の追加
DOGS機能は、Si Compactのダイレクトアウトを通して複数の機器間でステージマイク等の音源を共有する際に、あらかじめ設定した機器同士のゲインバランスを保持する機能です。DOGS機能を有効にすると、ダイレクトアウトへの出力レベルは、そのチャンネルのゲイン変更の影響を受けずに、あらかじめ設定された値を自動的に維持します。

外部クロックへの同期
内部クロックでの動作だけでなく、外部クロックとの同期も可能になりました。

タッチスクリーン表示項目の追加
以下の表示が可能になり、より詳細な調整が行えるようになりました。
  • ディレイ調整時にメートル/フィート/msの値を表示
  • パラメトリック・イコライザー調整時にオクターブ/Qの値を表示
  • ハイパス・フィルターのイコライザーカーブを表示

メーター、つまみ、フェーダー、タッチスクリーンの明るさの調整
0~100%の間で、10%刻みで明るさを調整できます。


詳細に関しましては、ヒビノ株式会社 ヒビノプロオーディオセールス Div. までお問い合わせください。


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