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CROWN、パワーアンプに内蔵するデジタルプロセッサカードを発売

2000年1月10日
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CROWN "IQ-PIP-USP2"
パワーアンプに内蔵する高機能デジタルプロセッサカード

クラウン・インターナショナル(Crown International, Inc: 米国インディアナ州)は、このたび“IQ-PIP-USP2”を発表いたしました。IQ-PIP-USP2は、パワーアンプに内蔵できるデジタルプロセッ サカードです。イコライザやクロスオーバ、ディレイ、コンプレッサなど音響出力系に必要な信号処理機能に加えて、出力回線の問題を検出できる負荷監視機能 を搭載しています。

IQ-PIP-USP2

IQ-PIP-USP2は24bit / 48kHzのDSP(デジタル信号プロセッサ)を装備し、PIP2規格対応のCROWN製パワーアンプに組み込んで使用します。以下のような、音響出力 系で必要とされるほとんどの信号処理機能をパワーアンプに内蔵できるため、これまで数多くのエフェクタ機器に割いていた費用と設置スペースを節約すること が可能です。

DSPフィルタ
最大8セグメントのフィルタをチャンネルごとに使用できます。クロスオーバやパラメトリックイコライザ、各種のフィルタとして使用できます。
ディレイ
最大600mSのディレイを各チャンネルで使用できます。
負荷のリアルタイム監視
パワーアンプの出力電流と出力電圧の値から、負荷インピーダンスをリアルタイムに測定します。ユーザが予め設定しておいた範囲から外れた値を検出すると、パネル上の端子から信号を出力します。
平均電力リミッタおよびピーク電圧リミッタ
出力の平均電力値とピーク電圧値をトリガーとする、出力リミッタ機能を備えています平均電力の増加による発熱と、瞬間的な高電圧による変位量の増加の両方から、スピーカを効果的に保護することができます。
入力コンプレッサ/リミッタ
入力信号のコンプレッサ/リミッタを、各チャンネルに備えています。
デイジーチェイン出力
デイジーチェイン出力を使って、IQ-PIP-USP2のDSP出力を他のパワーアンプに供給することができます。
省電力動作
入力信号が一定時間以上検出されないと、パワーアンプの高圧電源を自動的に遮断する省電力動作が可能です。
パワーアンプ保護機能
過度の歪みの発生や出力トランジスタの過熱を検出し、パネル上の端子から信号を出力することができます。出力トランジスタの動作状態に応じて、出力を緩やかにリミットすることも可能です。
プリセットメモリ
10種類の設定状態を記憶するメモリを内蔵し、パネルのスイッチからプリセットを切り替えることができます。

IQ-PIP-USP2の動作パラメータは、PC上で動作するIQ For Windows V4.1ソフトウェアから設定します。PCを接続したままにしておけば、パワーアンプの動作状態を遠隔制御・監視することができ、大規模な音響システムを効率的に管理できます。

IQ-PIP-USP2は、1999年12月1日より標準価格99,000円で販売を開始しています。製品の詳細に関しましては、ヒビノ株式会社AVC販売事業部までお問い合わせください。

■IQ-PIP-USP2仕様

AD-DA変換 24ビット48kHzデルタシグマ方式
入力インピーダンス 20KΩ(バランス)、10KΩ(アンバランス)
最大入力レベル +20dBu
ダイナミックレンジ 100dB以上(Aウェイト)
周波数特性 ±0.5dB(20Hz~20kHz)
同相信号除去比 50dB以上
THD+N 0.05%以下(1kHz)
最大出力レベル +20dBu
コミュニケーション クラウン・バス(38.4k Baud、20mAシリアル・ループ)