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LSR308レビュー - 早乙女 正雄氏

2014年7月11日

エンジニア「早乙女 正雄」氏が語るLSR308の魅力

エンジニア早乙女正雄氏

早乙女 正雄(さおとめ まさお)氏

アルファスタジオAを経て現在はフリーランスで活動するエンジニア。 半野喜弘、星野源、Fried Prideなど幅広いジャンルにおける豊富な録音/ミックスの経験を持つ。 特に近年は大橋トリオの音づくりに手腕をふるっており、ライブではサウンドディレクターを務めている。 著書に「スグに使えるコンプ・レシピ」「ミックス・ダウンをDAWで学ぶ本」(リットーミュージック刊)がある。

 


私は仕事以外で音楽を楽しむ時は、ヘッドホンよりもスピーカーで聴くほうが好みです。音が伝わってくる空気感が心地よく、耳のみならず、体全体で聴くといった臨場感が好きなのです。

仕事の場においては、最近DAWの性能が飛躍的に向上して音の解像度やS/N比が以前よりかなりよくなり、音の細かい部分の調整が可能になってきました。それに伴い、音の入り口であるマイクのセレクトや使い方に、それまでとは違ったアプローチが必要となり、音の出口であるスピーカーにもそれらの作業内容を明確に表現してくれる(リスニングできる)性能が必要となってきたと感じていた昨今、この“LSR308”を聴く機会がありました。

曲をミックスする場合、私は楽曲全体のグルーヴ感、特に低音のビート感の調整から始めるのですが、この“LSR308”を聴いたときは低音のレスポンスが良く、尚且つ、出音が速くビート感がつかみやすい印象で、この価格帯では一番ピンときました。

中高域は低音域とのつながりがスムーズで、解像度が高く、広がり感、奥行き感とも新しい感覚の定位感で、最初は戸惑うかもしれませんが、DAW環境が年々発展していくなか、この新しい感覚の“LSR308”がマッチしてくると思います。

今普及している定番のスピーカーより一回り大きいサイズですが、重量が約8.8kgで、パワードスピーカーとしてはかなり軽く扱いやすいです。また、クラスを感じさせない低音の伸びと新鮮な中高域、出音の速いレスポンスの良さは耳のみならず体で聴いているといった感覚になります。スタジオ環境に限らず、家庭などあらゆる環境で、体全体で音を楽しんでみてください。


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